「太陽に向かって手を合わせよう」
昔の人は
太陽のことをお天道様(おてんとうさま)と呼んだ。
現代ではめっきり
そう呼ぶ人は少なくなった。
ではなぜ昔の人はそう呼んだのだろう。
そう考えるだけでロマンが湧いてくる。
富士山へ登った時
夜からスタートした登山は夏だというのに
想像以上に寒かった。
しかし山頂でご来光(太陽の日の出)を浴びたとき
あまりの暖かさに胸が震えた記憶があります。
太陽の暖かい大きな愛に包まれて
自分は生きていることを実感しました。
暑いときは気づきにくいのですが
寒いときそのありがたさがよく分かるのです。
それは農産物も自然も生きていることでさえも
すべては太陽がなければなし得ない恩恵の証です。
だからお天道様に生かされていることに感謝し
太陽に向かって手を合わせましょう。
ゴマソムリエ 深堀勝謙